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2013/04/25

小型のスルメイカ(クサイカ)

| by あじまる
新緑に包まれる庵治の山


市場情報


今朝の市場への入荷は、やや少なめです。
主なものは、マダイ、チヌ、ボラ、ヒラメ、メイタ、ゲタ、メバル類、コノシロ、オコゼ、
メバル類、キス、コチゴ、アナゴ、ハリイカ、ベイカ、クサイカ、小エビ、ワタリガニ、
ニシ貝等です。


イカナゴ情報

帰港するこまし網漁船

昨日は17隻の出漁で、1トン程の漁獲でした。
イカナゴはほとんど獲れず、カタクチイワシが中心でした。

オオブク、ナシフグは、若干増加しています。
オオブク

イカは、低レベルの漁獲状況です。

小型のスルメイカ


スルメイカの小型のものを庵治では、クサイカとかマツイカと呼んでいます。
スルメイカは、イカの代表的な種類ですが、瀬戸内海では、小型のものが1時期(4~6月頃)漁獲されます。
九州近海で生まれ、北街道方面へ北上し、再び九州へ産卵委戻るという生活をします。
寿命は1年ですので、この大回遊を1年でするわけです。
瀬戸内海へは、この北上途中で、紛れ込んでくるわけです。
庵治では、底引きやこまし網で少量漁獲されます。
まだ小さくて、身は薄く、それほど評価の高いものではありませんが、
鮮度の良いものは、刺身や煮つけにして美味です。
内臓は、臭いがあるので、取り除いてから調理してください。
少し大きくなったものは、イカ飯等にしても美味です。
クサイカを見かけたらご賞味ください。
イカ飯(庵治のお魚料理帳より

05:55 | 漁業