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2013/05/01

サワラ流せ網で混獲されるヒラ

| by あじまる

庵治のつつじ


市場情報

今朝の市場への入荷は、順調です。
主なものは、サワラ、マダイ、ハネ、ヒラメ、チヌ、メイタ、ゲタ、オコゼ、コチゴ、コノシロ、
メバル類、クジメ、キス、エソ、ニベ、、アナゴ、イイダコ、ハリイカ、ベイカ、マダコ、
小エビ、クルマエビ、ワタリガニ、ニシ貝等です。

サワラ情報 

昨日は、9隻の出漁で、40本ほどの漁獲でした。
サゴシの獲れる割合が増えてきています。

こまし網情報

昨日は18隻の出漁で、イカナゴが7トン程の水揚げでした。
オオブク、ナシフグ、イカともに漁獲量は減少しています。


ヒラ


サワラ流し刺し網にヒラがときどき混獲されています。
ヒラは、コノシロやママカリを大きくしたような形をしています。
大きさは、50~60cm、1kgにもなります。
サワラよりやや遅れて瀬戸内海へ産卵にやってきます。
昔は、ヒラを専門に狙う釣りもあるほどでした。
近年は、幻の魚になっていましたが、
最近は、資源も回復したのか、比較的良く目につくようになっています。
長く獲れなかったために、食べ方も忘れられています。
ヒラは、美味な魚ですが、難点は、小骨が多いことです。
小骨を骨切りして調理すると、美味しく食べられます。
刺し身、酢の物、塩焼き、照り焼き、おすしの具、煮つけ等にして美味です。
岡山では、小骨があるから庶民の魚になっており、
小骨がなければお殿様が食べる魚であるといって昔から珍重しているようです。
ヒラを見かけたら、ぜひご賞味ください。
ヒラの塩焼き(香川の水産 香川の魚より)


05:37 | 漁業